■設定資料集■
-地理-
■シオンの里
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ネイフィア湖の湖畔で栄えた里。マイナーな観光名所でもある。
現在は都会に出る若者が多く、過疎化と少子高齢化が進む。空き家も多い。
「シオン」はこの里の周りだけに咲く花であり、この植物の繊維を使った伝統衣装は非常に丈夫で着心地が良い。
特産品は湖の水を活かした酒。特に冒険者たちの間では蒸留酒が評判が高い。
人が亡くなったとき、夜のネイフィア湖で「水葬」が行われることはあまり知られていない。
■ネイフィア湖
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大きさの割には深度が深い湖。
よく晴れた日には空を映すことから別名「死の鏡」とも呼ばれる。
水は非常に澄んでいるが、深度が深いため、未だに湖底を見た人間はいない。
昼の間は普通の湖だが、夜の間だけは湖の水が強酸性と化す。
その毒性は、人間なら3分で溶かしつくすといわれるほど強力。
夜のネイフィア湖に落ちて、行方不明になった人間は数知れず。
一説には、昔湖に落ちて犠牲になった女性の名前がつけられているという。
■天空城
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ロストテクノロジーの遺跡とされる城。
長い間湖の底に眠っていたが、シオンの里では浮上する前から一種の民話として語り継がれていた。
内部は水気が多く、魚型のモンスターが出現することもある。
異臭は長年たまった有機ガスだと考えられる。
■シオンの里周辺地理
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雨がほとんど降らず、地中海性気候に近い。
生えている植物も乾燥に強いものがほとんど。
ネイフィア湖のおかげで、夜時間に活動する大型の魔物の大半がやられるため、
周辺に危険な魔物が少ない。
-特産品-
■湖酒
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「こざけ」若しくは「こしゅ」と読む。
アルコール度数は高めであるが飲みやすい。無色透明。
特産品の1つではあるが、こちらはほとんど里の外に出ず少量を作り村人で飲みきってしまう。
■ネイフィアブレンド
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湖酒を蒸留し、さらに昼の湖の水で割ったもの。口当たりは良いものの、非常に強い。
非常に高価でシオンの里の特産品の1つ。
■復活花
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シオンの里には花を食べる習慣がある。
食菊のようなもので、塩をかけて食べると非常に美味。湖酒とも会う。
戦闘不能を解除するが、一番の原因は口の中にもさもさしたものを突っ込まれて驚くからであろう。
栄養はたっぷり含まれている。
-知識-
■ロストテクノロジー
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はるか古代に栄えた超文明をさす言葉。
その技術は現在には伝わっておらず、時たま遺跡が発見されるだけである。
また、運よくその遺物を発見できても使用方法がわからない場合が多い。
■オブシディアン教
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非常に大きな勢力を持つ宗教の1つ。
父なる大地を信仰する。
■慣用句
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「母なる湖」
ネイフィア湖のこと。
里の老人たちは、畏怖と敬意の念を持って湖をこう称する。
「夜の母」
夜のネイフィア湖を指す語。
「夜の母に食われて死んじまえ」
村の子供が良く使う悪態語。「おまえのかーちゃんでべそ」に近い。
作中ではクォンが使用していたが…
■キャラクター必殺技集
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サン <法学用語>
スキル名 |
言語 |
意味 |
レイシオ |
ratio |
レイシオ・デシデンダイで「判決理由」 |
サーシオレアライ |
certiorari |
「事件移送命令」「裁量上訴」 |
ヘイビアスコーパス |
Habeas Corpus |
人身保護令状 |
パクタ・スント・セルヴァンダ |
pacta sunt servanda |
「合意は守られなければならない」 |
ファンダム <ドイツ語>
スキル名 |
言語 |
意味 |
ケルツェ |
Coertse |
ドイツ語で「ろうそく」 |
ピュロマローネ |
Pyromane |
ドイツ語で「放火狂」 |
エアヴェルメン |
erwarmen |
ドイツ語で「暖める、熱する」 |
ニーダー・ブレンネン |
niederbrennen |
ドイツ語で「焼き払う、燃焼する」 |
アイアス <地学用語>
スキル名 |
言語 |
意味 |
ガイア |
Gaia |
ギリシア神話に登場する大地の女神 |
シャドー・ゾーン |
shadow zone |
地震の後に地震波を観測することができない地域 |
アイソスタシー |
isostasy |
地殻はマントルの上に浮いているとする説 |
エラトステネス |
Eratosthenes |
古代の、地球の大きさを計算した人 |
クゥ <悪魔の名前>
スキル名 |
言語 |
意味 |
トリル |
trill |
「悪魔のトリル」から |
マクスウェル |
Maxwell |
「マクスウェルの悪魔」から |
ディアボリカ |
Diabólica |
スペイン語で「悪魔」 |
イグノラムス・イグノラビムス |
Ignoramus et ignorabimus |
人間の認識の限界を主張したラテン語の標語 |
クォン <バラ・猫の名前>
スキル名 |
言語 |
意味 |
ミモレ |
Mimollet |
バラの品種 |
カルピディーム |
Carpe diem |
バラの品種 |
シューペルバルク |
Speelwark |
バラの品種 |
スヴニールドゥラマルメゾン |
Souvenir de la Malmaison |
バラの品種 |
シャム |
Siamese |
猫の品種 |
ラグドール |
Ragdoll |
猫の品種 |
サイベリアン |
Siberian |
猫の品種 |
セルカークレックス |
Selkirk Rex |
猫の品種 |
ウィル <英雄の名前>
スキル名 |
言語 |
意味 |
エルシド |
El Cid |
カスティーリャ王国の英雄「エル・シッド」 |
カルマルテル |
Karl Martell |
フランク王国の英雄「カール・マルテル」 |
ジークフリード |
Siegfried |
ドイツ英雄叙事詩の主人公「ジーク・フリート」 |
ウィリアムウォレス |
William Wallace |
スコットランドの英雄「ウィリアム・ウォレス」 |
水蓮 <生物学用語>
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アシッド・レイン |
acid rain |
酸性雨 |
オール・オア・ノン |
All or none |
全か無かの法則 |
セントラル・ドグマ |
central dogma |
DNA・RNA・たんぱく質の転写・翻訳の原理 |
ミトコンドリア・イヴ |
Mitochondrial Eve |
現生人類の最も近い共通女系祖先 |
-ネタバレ関連-
■水蓮の一族
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古代の量産型兵士。
同一性兵士の研究していた、女科学者をオリジナルとする戦闘特化クローン人間。
戦闘能力のため、男性のクローンを作る案があったが
遺伝子XX型を持つ女性のほうが量産しやすいため現存する水蓮の一族は全て女性型。
外見は人間と全く同じ。おそらく生殖もできる。
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